shimと二人でやってみた。
紹介でも書いたが、ルールの書き方がまどろっこしかったので、二人とも「これおもろいんかな」といった顔。
←まさにこんな顔
二人プレイなので3分野を制すればいいのか、とか考えながら寄進フェイズへ。
まずは手に『橙』が集まってきたのでこれは確定。
しかし、一方、
1枚目「緑1かあ、あとから欲しいかもしれんから『競り』へ」
2枚目「金3!これはいい、『手札』にもーらい」
3枚目「・・・青4」
こんな風に青色はshimにトスしまくったので早々に断念。早々に断念したので、早速『教会カード』で青の勝利点を2点に下げる。
shim「ひどい…」
次に集まってきたのは『赤』。競りに向けてお金も得ていく。
1枚目「茶だけど所詮2か、いらん、『共通』へ」
2枚目「よし!3金でた。ゲット」
3枚目「『競り』へ行くのは…む、教会!これは後で競り落とそう」
こんな風にテンポよく前半を終えた。『橙』は間違いなく有利だが、『赤』『茶』『緑』はどれも微妙か。え、『青』色なんてあったっけ。
競りフェイズへ。競り用に放り込んだ「教会カード」と上記3色のうち2色を得るのが至上命題であろう。いざ競りが始まると、『緑』は目の色を変えてshimが競ってくるので途中で諦めた。代わりに『赤』を積極的に集める。そして中盤に出てくる「教会カード」。ここぞとばかりに大金を投じる二人。
mory「金5」
shim「金7」
mory「金8」
shim「金10!」
諦めた。
大金を投じて得た「教会カード:1色の勝利点アップ」で『青』の価値を4点に上昇させウハウハのshim。
しかし、次の競りカードは・・・
『教会カード:1色の勝利点ダウン』
shim「き、金3…」
mory「金5!」
shim「おります」
容赦なく『青』を下げる。shim涙目。さらに次のカード。
『教会カード:2色の勝利点アップ』
shim「なんでじゃー!」不憫過ぎるshim。容赦なく始まる競り。
mory「金5!」
shim「き、金6」
mory「金7!」
shim「無理じゃー!」
というわけでこれもゲット。shimと同じくらいのお金で2枚の「教会カード」。笑いが止まらない。
しかしこの「2色」の選び方が難しい。1色は『橙』で決定。問題はもう1色。候補は『赤』か『茶』なのだが・・・
(『赤』は枚数としては4枚もあるが、いずれも1点のカード。まだ2点のカードを見ていない。もしかしたらshimが持ってるかも。一方『茶』は数枚「競り用」に分配したから最後に伸びやすいか)
というわけで『橙』『茶』の点数を上昇させた。思えばここが運命の分かれ道であった。
その後、金欠でヒーヒーいってるshimを尻目に『茶』を競り落としてゲーム終了。
そして決算へ。
予定通り『青』『緑』はshim、『橙』は俺が制する。
しかし、ここで衝撃の事実。『赤』も俺が制したのだが、
shim「俺、赤は0点だよ」
mory「え、1枚もなかったの?」
じゃあ残っている手札は・・・『茶』かぁー!
最終決戦『修道士(茶)』 shim7点 mory7点
なんと引き分けである。ルールブックを確認すると、
mory「点数が同じときは、右下に書いてあるアルファベットが、より若いカードを持っている方の勝ち、だってさ」
覚えておいでだろうか。寄進フェイズの一コマを。
忘れた人は上にスクロールだ。
ぎゃーー!!
なんと自分でアルファベット「A」のカード送っとるやないか!!
勝利を見込んでいた『茶』で敗北。さらに、さっき「教会カード」で『茶』の勝利点を上げたばっかりに、総得点でも敗北を喫することとなった。踏んだり蹴ったりである。
でも、
shim&mory「これ・・・おもろいやん!」
遅れてきたmasaを加えて3人プレイ。
勝利点サイコロはshim:2個、masa:1個、mory:2個と分け合ったが、合計点でshimとmoryが並ぶ。その場合は、終了時にお金を多く持っていたほうが勝ちとのことで勝利した。
3人プレイでも面白さ損なわれず!
shim:3.5点
masa:3点
私的:4点
これは面白い。ルールだけ見るといまいち面白くなさそうだったから、ハードルが低かったのもあるかもだが、洗練されたシステムに感動した。色んな要素を取り入れて、バランスを取った傑作だと思う。