【Claude Monet】
(左から)
・ヴェトゥイユの画家の庭園
・サン=ドニ街、1878年6月30日の祝日
・戸外の人物習作(右向きの日傘の女)
・睡蓮
・ルーアン大聖堂
他1点
日傘の女は個人的には前妻カミーユ版が好きである。カードに使用されているのは次妻の娘シュザンヌ・オシュデがモデルの作品。
庭園の子供は長男のジャン・ピエール。名前は同じだが「銀の戦車」のスタンド使いではない。
ルーアン大聖堂は全33作ある。同じモチーフを違う時刻や季節に繰り返し描くことがあった。
『睡蓮』はあまりにも有名な作品群。約30年で200点が制作されたとされる。モネは『睡蓮』を描き始めた頃から、いつかこの作品でひとつの部屋を埋め尽したいと考えていた。その構想は1909年に具体化する。そして高さ2m、総延長91mの巨大な『睡蓮』の大装飾画が完成し、1927年5月にオランジェリー美術館に収蔵・公開された。しかし、モネはその展示を見ることは出来なかった。白内障を患いながらも描き続けた天才は、その5ヶ月前、睡蓮の完成直後に逝去していたのである。
~My Favorite~
↑これはポーラ美術館で見れるので是非オススメしたい。
↑ 日傘をさす女性 カミーユとジャンver
着物を着た妻カミーユを描いた『ラ・ジャポネーズ』(ボストン美術館)はいつか見たいものである。と思ってたら2014、15年日本に来るそうな、これは行かないと!
【Pierre-Auguste Renoir】
(左から)
・ピアノに寄る娘たち
・ブランコ
・草束を持つ少女
・アルジェリア女
他2点
『ピアノに寄る娘たち』や『レースの帽子の少女(ポーラ美術館で見れる)』が有名だろう。カードに採用されてはいないが、晩年まで多くの裸婦を描いた画家でもある。
~My Favorite~
【Vincent van Gogh】
(左から)
・夜のカフェテラス
・イーゼルの前の自画像
・ひまわり
・糸杉と星の見える道
・アルルのゴッホの椅子
・オーヴェールの教会
有名な耳切り事件は『ひまわり』と関連深いとされている。アルルにともに滞在していたゴーギャンが『ひまわりを描くフィンセント・ファン・ゴッホ』を描いており、それが決別の原因になったとも言われている。この『ひまわり』、特に耳切り前に描いたとされるものは58億円の値がついた。
37歳の若さで世を去るが、生前に売れた絵は1枚であったという。
~My Favorite~
精神病院入院中にかかれた傑作である。
【Johannes Vermeer】
(左から)
・牛乳を注ぐ女
・真珠の耳飾りの少女
・レースを編む女
・ギターを弾く女性
・天文学者
・絵画芸術
『真珠の耳飾りの少女』は北欧のモナリザと称される。『牛乳を注ぐ女』と共に最も有名であろう。
寡作の画家として有名。稀少価値が高いことからか、メーヘレンによる『エマオのキリスト』贋作事件や盗難事件も多い。イザベラ・ガードナー美術館盗難事件で盗まれた画家の代表作『合奏』は現在も未発見で、盗難絵画の中では最高評価額の2億ドルとされる。
~My Favorite~
下が現在も見つかっていない『合奏』である。
懸賞金:500万ドル
【Edgar Degas】
(左から)
・エトワール
・バレリーナ
・証券取引所にて
・Dancing Girl of Fourteen
・競馬
他1点
ドガはこのタイプの画家には珍しく、裕福な家庭に生まれた。なのでバレエや競馬といった上流階級のモチーフが多い。途中で印象派と袂を分かち独自の路線を歩むことになる。
~My Favorite~